先輩インタビュー

INTERVIEW

先輩たちのリアルな
声を集めました

藤田医科大学大学院での学びの魅力や、学生生活を送るうえでの苦労や工夫したこと、卒業後のキャリアについてなど、先輩たちの生の声をお届けします。

先輩1人目

  • 卒業生

臨床現場での悩みを
解決する糸口になる

谷口 未佳子さん

プロフィール
入学年:2016年
職歴:藤田医科大学病院 看護部 看護長
谷口 未佳子さんが患者に対応している様子

入学したきっかけは?

日々臨床で感じていた
課題を探究したくて入学

レシピエント移植コーディネーターとして日々葛藤しながら働くなかで、答えが出ない課題に対してどう対処すればよいのかを探究したいと考えて入学。コーディネーション以外の必要なスキルや学問を体系的に学べる点にも魅力を感じました。

本学で学ぶことの魅力は?

移植医療に必要な知識を
専門的・体系的に学べる

移植医療や臓器移植医療論など臓器移植に関する専門知識だけでなく、チーム医療論、生命倫理学、心理学、感染防御学、家族看護学、コンサルテーション論など、移植医療に必要な知識を専門的かつ体系的に修得できるのが大きな魅力だと感じています。

谷口 未佳子さんが会話している様子

学校生活での苦労は?

時間が足りない場面は
周囲の協力で乗り越えた

仕事をしながら受講し、課題や研究を行うため、時間配分を考えながら動くのがとても難しかったです。時間が足りなくなる場面も多かったですが、職場の上司や同僚が業務を調整してくれたり、サポートしてくれたおかげで、何とか乗り切ることができました。

1週間のスケジュールは?

平日は18時から授業へ
土曜日午後は課題の時間

平日は17時まで勤務し、18時から授業を受けていました。演習・実習がある日は仕事を休み、9時から17時の間で実習時間に合わせて登校。土曜日は午前中に授業もしくは仕事をし、午後は課題をやる時間に充てることが多かったです。

進学を検討している方にアドバイス

時間管理能力も向上するはず
ぜひ楽しんで学んでほしい

働きながらの授業は、時間的に大変なこともあると思いますが、必ず時間管理能力が向上します。少しの時間でも有効活用できるようになり、充実した時間が過ごせるはずです。ぜひ楽しみながら色んなことを学び、自身のスキルアップにつなげてください。

先輩2人目

  • 卒業生

56歳で進学を決意し
世界が大きく広がった

加藤 櫻子さん

プロフィール
入学年:2016年
職歴:藤田医科大学病院・院内ドナーコーディネーター、認定組織移植コーディネーター、愛知県移植コーディネーター
加藤 櫻子さんが患者の家族と面会している様子

入学したきっかけは?

夜間大学院の学びやすさに
惹かれて入学を決意

以前から藤田医科大学病院で臨床検査技師として移植医療に携わっていました。2016年にコーディネーターコースが設置されることになり、定年まで移植医療に携わりたいと考えて入学。夜間大学院のため学びやすく、仕事と両立できるところが魅力でした。

本学で学ぶことの魅力は?

スペシャリストの指導を受け
専門知識にどっぷり浸かれる

講師の先生はいずれも現役のスペシャリストで、講義が分かりやすいのが魅力です。2年間という短い期間でしたが、移植医療の知識と情報にどっぷり浸かることができ、他学科の学生と同じ教室で学ぶため、職種の異なる友人をたくさん作ることもできました。

加藤 櫻子さんがナースステーションで電話対応をしている様子

学校生活での苦労は?

文献を調べないといけない
修士論文の作成に苦労した

2年間の集大成として修士論文を作成しますが、仕事をしながらでは、なかなか文献を読み込む時間的余裕がなく、しばらく寝不足の状態が続きました。それでも指導教員の丁寧な指導と叱咤激励を受けながら何とか無事に書き上げることができました。

1週間のスケジュールは?

平日は16時まで勤務し
18時から大学院の講義へ

平日は16時まで臨床検査技師として勤務し、18時から21時にかけて大学院の講義を週3~4日ほど受けていました。また、特別集中講義が設定されている土曜日には、9時から16時10分まで講義や実習を受けていました。

進学を検討している方にアドバイス

知りたいことを学ぶのに
年齢は一切関係ない

私が入学した当時の年齢は56歳。進学を決めるまでは色々迷うこともあるかもしれませんが、年齢は関係ないと思います。自分が知りたいことが学べ、自分の世界を広げられる場所が待っています。もし迷っているのであれば、ぜひ一歩を踏み出してみてください!

先輩3人目

  • 卒業生

互いに刺激し合える
仲間との出会いも魅力

渡邊 美佳さん

プロフィール
入学年:2016年
職歴:藤田医科大学病院 看護部 看護長
渡邊 美佳さんが看護師と会話している様子

入学したきっかけは?

上司からも背中を押され
育児をしながら大学院へ

レシピエント移植コーディネーターとして活動する中で大学院開講の話を聞き、移植について専門的に学べる環境に興味を持ちました。育児をしながら夜間大学院に通うことは想像していませんでしたが、上司から背中を押され、学ぶなら今しかないと考えて入学を決めました。

本学で学ぶことの魅力は?

講師が常に身近にいるため
悩みなども相談しやすい

職場と同じ敷地内に学校があるため、通うのが便利でした。また、院内で働く移植コーディネーターやコーディネーターを目指す人たちと一緒に学ぶことができ、講師の先生方も身近にいることから、悩みをすぐに相談して解決できるのがとても心強かったです。

渡邊 美佳さんが病室で入院患者の家族と会話している様子

学校生活での苦労は?

臓器移植と看護管理を
同時に学ぶのが大変だった

当時は看護主任だったため、看護師としてのスキルも磨きたいと1年前期に「看護管理」を選択。ところが、臓器移植と看護管理の両方の分野を学ぶのは大変でした。かろうじて単位を取得できて達成感は得られたものの、無理のない選択が大事だと痛感しました。

1週間のスケジュールは?

月・火・木の夜間に受講
土曜の午後は課題の時間に

月曜から金曜にかけて看護師として日勤で働き、月曜・火曜・木曜の夜間に6・7限の授業を入れていました。また、土曜日は隔週で午前勤務だったため、午後からは課題に取り組んだり、リフレッシュの時間に充てていました。

進学を検討している方にアドバイス

いろんな背景を持つ仲間から
たくさんの刺激をもらえる

大学院には、臓器移植コーディネートについて学びたい気持ちを持った人たちが集まっています。さまざまな背景を持った人たちと共に学び、仲間からたくさんの刺激を受けることができます。知識の修得だけでなく、人とのつながりも大切にしながら頑張ってください。