臨床経験が豊富な教員が
バックアップ
日本で最も移植実績の多い環境で、臨床経験が豊富な教員が在籍。
入学後のあなたの成長をきめ細かくサポートします。
移植医療に求められる
全人的な教育を提供
剣持 敬
藤田医科大学病院
臓器移植科 特命教授
プロフィール
千葉大学医学部卒業。米国カリフォルニア大学などを経て2012年に藤田医科大学へ。2023年より現職。
- 移植医療の理論に加え
接遇などを学ぶ機会も - 本講座では、移植医療の理論、知識、実践能力に加え、接遇やコミュニケーション能力などの教育にも力を入れています。また、2年間を通して移植医療に関する課題研究に取り組むことで、科学的な考え方、問題解決能力を磨き、実臨床に役立てることが可能です。
- ドナーとレシピエントに
寄り添う気持ちを持ってほしい - 移植医療の最新の知識や技術を理解するだけではなく、ドナーとレシピエントの気持ちに心から寄り添える優しい気持ちを持っていただきたいです。常に前向きに問題と向き合う強い精神力、決断力のあるコーディネーターになっていただけることを期待しています。
- 学生の思いを聞きながら
双方向の授業を展開 - 系統的な講義だけでなく、症例検討などを通じて実際の臨床現場をシミュレートする時間を多く取り、最新の移植医療を経験していただきます。また、常に学生さんの考えや思いを聞きながら、一方向ではなく双方向の授業を行うようにしています。
- 移植医療に役立つことで
幸福感を味わってほしい - 移植医療は、多くの命を救うことのできる素晴らしい医療です。人のために何かできたとき、役に立つとき、人は最も幸福を感じます。皆さんも、人に命の輝きを取り戻すことができる移植医療の遂行に役に立ち、幸福になれるように一緒に勉強しましょう!
複眼的な視野を持った
コーディネーターへ
朝居 朋子
藤田医科大学
保健衛生学部 看護学科 教授
プロフィール
岐阜大学大学院医学系研究科(博士課程)修了。公益社団法人日本臓器移植ネットワークで18年間勤務(事業推進部副部長、チーフ移植コーディネーター)。2016年度より現職。
- 2コースの院生が共に学び
相互理解を深められる - ドナー移植コーディネーターコースとレシピエント移植コーディネーターコースの院生が同じ場所で学ぶため、相互理解を深めることが可能です。また、臨床のバックグラウンドを持つ院生が多く、それぞれの臨床経験を活かした学びが得られます。
- それぞれの専門性を理解し
多職種の協働を促す存在に - ドナー、レシピエント、家族、医療者などが、共通のゴールに向かって協働するためにコーディネートするのが移植コーディネーターの主たる役目です。他職種の専門性を理解・尊重し、多職種が協働して最適解を導き出せるように働きかける能力を養ってもらいたいと考えています。
- 臨床現場で直面した課題を
研究という形で解決に導く - 常に臨床に目線を置いた授業を展開しており、具体的な事例を取り上げ、自由にディスカッションする場を設けています。また、入学前に臨床現場で感じていた課題を、大学院の研究という形で解決していける点も大きな魅力です。
- 働きながら2年で卒業も可能
キャリアップを共に目指そう - これまでの院生はすべて社会人院生です。働きながらの学びは大変ですが、両立は十分可能であり、2年で卒業した方も半数を占めています。移植コーディネーターとしてステップアップしたい方、臨床での課題を解決したい方、ぜひ共に学びましょう。
移植医療の調整役として
幅広く活躍できる人材へ
明石 優美
藤田医科大学 看護学科 講師
プロフィール
藤田医科大学を卒業後、東京大学医学部付属病院組織移植コーディネーターなどを経て現在に至る。
- 最新の知識・理論に触れ
臨床実践能力を養える - 本学では、日本で初めて大学院として移植コーディネーション分野を開設し、卒業生はさまざまな医療機関で活躍しています。移植医療の基礎的・医学的知識や倫理的諸問題を学び、最新の知識や理論から臓器・組織移植の臨床実践能力を修得できるのが特徴です。
- 移植医療を円滑に行うために
中心的な役割を担って欲しい - 移植コーディネーターは移植医療のAccommodatorであり、患者・家族の想いに寄り添い、医療スタッフ間の調整役として中心的な存在を担います。常に問題を冷静に見つめ、スムーズに移植医療ができるように活躍してくれることを期待しています。
- 教科書には載っていない
現場の生の声を伝える - 「臨床ではどんなことが起こっているのか」など、現場の生の声をお伝えするようにしています。また、ドナー移植コーディネーターとレシピエント移植コーディネーターが一緒に学び、互いの理解を深めることも大切にしています。
- 臓器移植を増やすための
対策も考えていきたい - 日本で移植を受けられる患者さんは、待機患者のわずか2~3%。移植コーディネーターは、目の前の患者さんへの対応のみならず、社会情勢を鑑みながら、提供数の増加に向けた方策を考えることも大切です。私たちと一緒に考えていきましょう。